2月15日(水)、千里市民センターにて「健康医療情報講座 消化器がんのおはなし がんと運動」を開催しました。
大阪府済生会千里病院の医師、福崎孝幸先生と理学療法士の吉田美由紀先生を講師にお迎えし「がん」に関するお話とエク
ササイズを行いました。
福崎先生には、「消化器がんのおはなし がん治療は進化しています」と題して、胃がんや大腸がんの早期発見についての
説明や、現在、早期の胃がん・大腸がんは開腹手術ではなく、内視鏡治療で完治が可能なことを、普段目にすることのない
手術の映像を見ながらお話頂きました。
また、現在はがんにかかってしまうと仕事を辞めて治療に専念、ということではなく 治療をしながらいかに生きるか、「
がんと共に生きる、がんと共に働く」時代になっており、済生会千里病院のがん総合診療センターとしてもサポートに力を
入れておられるそうです。
吉田先生には、がんと共存する時代になり術後のリハビリなどが有効なことをお話頂いて、体力づくりに役立つ簡単なエク
ササイズを実演していただきました。
参加された方からは「リアルな手術の映像をみてショックでした。関係ないと思わず意識を高めていきたい」「情報があふ
れている中、正しい専門的な知識やお話がきけてよかった」などの感想を頂き、好評でした。