童話作家の富安陽子さんを講師に迎えての3回連続講座「こどもの本と私」が、7月21日で終了しました。
第1回目は、「こどもの本を書くという仕事」をテーマに、大人の本との違いや特徴、書く上で気を付けていること、1冊の本ができるまでの流れなどをお話しいただきました。「りんご」をテーマにした創作物を書いてくるという宿題も出ました。
第2回目は、「こどもの本をつくる人たち」をテーマに、絵本作家や編集者とのやりとりについて、ご自身のいろいろな経験をお話しいただきました。また、なぜ小説を仕事にすることになったのかというエピソードも聞くことができました。
第3回目は、「こどもの本の現在(いま)と未来」というテーマで、子どもの本づくりについて、総括をしていただきました。そして、宿題「りんご」の提出作品から何点か取り上げての講評と意見交換がありました。
創作を実際に体験することにより、書くことのおもしろさ・難しさを実感し、そして富安さんの創作のおもしろさの秘密に触れることができた講座でした。