郷土資料のデジタル化事業について

~歴史資料の保存と、より広い利活用をめざして~



 佐賀県立図書館は、佐賀県の歴史や文化を解明するための手がかりとなる古文書・古記録、古地図・絵図、古写真、絵葉書、フィルムなどの郷土資料(以下、資料)を数多く所蔵しています。
しかしながら、これらの資料はその状態や特性から誰もが自由に閲覧し、調査し、利活用することが困難な状況にありました。
そのため、所蔵する資料の利活用と保存を両立させるための有効な方法として資料のデジタル画像化に平成19年度から「図書館先進県づくり事業」として取り組みはじめました。さらに、平成21年度からは「郷土資料デジタル化促進事業」として本格的に資料のデジタル画像化を進めると共にデータベース化を図り、その成果を「佐賀県立図書館データベース」(以下、データベース)として平成23年度末からインターネット上でベータ版を公開しています。この事業費の一部として平成22・23年度は財団法人図書館振興財団の助成金を活用しました。

「佐賀県立図書館データベース」はこちら

 「いつでも」「どこでも」「だれでも」が佐賀に関するさまざまな資料を検索し、閲覧し、調べることができるようになり、これまでにないような手軽さで資料を利活用することができるようになりました。
今後も、データベースの充実を図っていきます。