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ジャンル
吹田
記事タイトル
川端康成は高浜橋を渡ったか?
紹介記事
「川端康成が大正3年から4年に茨木中学へ通っていたそうだが、通学途中に渡し舟を使ったのだろうか。」
川端康成が一時期、三番村に住んでいたことがあり、そこから中学校に通っていたことはわかっていた。ただ、通学途中に渡し舟を使ったのかははっきりと書いた資料がなかった。
三番村というのは、現在の大阪市東淀川区豊里1丁目から3丁目にあたる。川端康成は三番村から、東海道線吹田駅に向かいそこから汽車で茨木まで通っていたと資料にある。三番村から、吹田駅に出るには神埼川筋をわたることになる。
資料によると渡し場があったのは明治8年までで、大正3年から4年こはすでに高浜橋が存在していたので、川端康成は高浜橋を渡って吹田駅まで歩いたことになる。
川端康成は渡し舟には乗れなかった。
紹介資料
「わがまち茨木 人物編」 茨木市教育委員会
「川端康成 大阪茨木時代と青春書簡集」 笹川 隆平著 (和泉書院)
「角川日本地名大辞典 27 大阪府」(角川書店)
「大阪の橋」 松村 博著 (松籟社)
書誌リンク
記事掲載日
2007/7/25
記入者:
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