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ジャンル	吹田の事件
記事タイトル	ドイツ皇孫「釈迦が池」遊猟事件
紹介記事	明治13年（1880年）2月7日に岸部の釈迦が池で、地元民とプロシアの皇孫との間に紛争が起こりました。そのころの鴨猟はカスミ網を使って捕獲するものでした。日本訪問中のアルベルト＝ウイルヘルム＝ハインリヒ殿下とその一行が釈迦が池を訪れ、猟をするために発砲。村人はやめさせようとしたところ、逆に暴行を受ける羽目になりました。殿下一行は交番の巡査に取り調べを受け、この措置に怒ったプロシア側が大阪府と政府に抗議を申し入れたため、外交問題に発展してしまいました。プロシア側は謝罪の場を要求し、日本側はこの要求を飲み、吉志部神社で行われたそうです。また、この事件について報道した新聞、雑誌の責任者は処罰、大阪府知事は辞職。政府の弱腰な対応に市民は何を感じたでしょうか。
紹介資料	『吹田の歴史　No7』吹田市史編さん委員会／編（吹田市）『ききがき吹田の民話』吹田市市長公室広報課／編（吹田市市長公室広報課）『郷土吹田の歴史』吹田市総務部市史編さん室／編（吹田市役所）『吉志部の昔ばなし』「吉志部のむかし話」合同編集委員会／編（吹田市立第二中学校）『わが町きしべ』「わが町きしべ」編集委員会／編（吹田市立岸部第二小学校創立三十周年記念実行委員会）『カモとはらきりじいさん』阪本一房／著（岩崎書店）
書誌リンク
記事掲載日	2012年5月10日

記入者:システム担当者

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