このブラウザは、JavaScript が無効になっています。JavaScriptを有効にして再度、お越しください。
図書館員専用ページ
ログイン
ログインID
パスワード
トップページ
> 調べ物手伝います
調べ物手伝います
調べ物手伝います
>> コンテンツ詳細
ジャンル
吹田
記事タイトル
万博記念公園の上津道、中津道、下津道の由来となった道は?
紹介記事
万博記念公園内に「上津道」「中津道」「下津道」と名付けられた園路があるが、その名称の元となった道について知りたい、との質問でした。万博記念公園に関する本や新聞データベース、万博記念公園のホームページなどを調べましたが、由来についての記述は見つかりませんでした。日本万国博覧会記念公園事務所に問合せたところ、「資料は残っていないが、奈良の古道と聞いている」との回答を得ました。そこで、古道について調べ、『国史大辞典』から、古代、奈良盆地を南北に縦貫していた道の名称が「上ツ道」「中ツ道」「下ツ道」であることが分かりました。また『古都発掘』という本によると、奈良盆地のほぼ中央に下ツ道が、その東2.1キロのところを中ツ道が、さらにその東2.1キロのところを上ツ道が、平行に走っていたそうです。
紹介資料
『国史大辞典 3』国史大辞典編集委員会/編(吉川弘文館)
「上ツ道」について掲載されています。また、同辞典の第10巻には「中ツ道」、第7巻には「下ツ道」について記載があります。
『古都発掘』田中琢/編(岩波書店)
『図説飛鳥の古社を歩く』和田萃/文,森和彦/写真(河出書房新社)
大和神社に向かう道の一つとして「上ツ道」が紹介されています。
書誌リンク
記事掲載日
2025/6/10
記入者:
図書館管理者
サイト管理:吹田市立中央図書館 電話:06-6387-0071 FAX:06-6339-7144 CopyrightcSuita City Library 禁・無断転載
〒564-0072 大阪府吹田市出口町18-9