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ジャンル
文学
記事タイトル
「猫逼(ば)い止め」とは何かが知りたい
紹介記事
水上勉(みなかみつとむ)の紀行『負籠(おいご)の細道』の文中に出てくる言葉についての質問でした。岐阜県郡上八幡(ぐじょうはちまん)の「町屋根」についての記述だったことから、屋根や建築・古民家関係の本を調べました。郡上八幡の町家の特徴として「袖壁(そでかべ)」が紹介されており、プライバシーの保護や防犯のため、二階建て民家の二階軒下両側に壁が張り出した構造を指します。この「袖壁」は「猫逼い止め」とも呼ばれています(「ねこばい」とは「夜這(ば)い」の意)。
紹介資料
『負籠の細道』水上勉/著(中央公論社)吹田市立図書館非所蔵(大阪府立図書館所蔵)
『日本の民家屋根の記憶』大橋富夫/著(彰国社)
『民家を知る旅』日本民俗建築学会/編(彰国社)
書誌リンク
記事掲載日
2023/11/12
記入者:
図書館管理者
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