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「てくてく2020」特集ページ編集委員活動報告

「てくてく」とはYA世代(中学生~18歳まで)のみなさんにおすすめの本を紹介した冊子で、毎年、夏休みの時期に吹田市立図書館が発行しています。
YA世代のみなさんに今まで以上に「てくてく」に親しんでもらうため、「てくてく2019」に引き続き、今回もYA世代の編集委員を募集し、一緒に特集ページの作成を行いました。令和元年11月から令和2年3月まで、8人の委員が活動しました。
  

第1回編集委員会
昨年の委員から4人、新しいメンバーが4人。今回の編集委員は中学2年生から高校2年生までの8人です。まずは自己紹介から。好きな本や作家、好きなお菓子、3日間休みがあったら何がしたい?、マイブームなど、和気藹々(わきあいあい)と話しました。「うどんを週5で食べる」「難しい漢字にはまっている」など、個性あふれる楽しいメンバーが集まりました。
今後のスケジュールを確認したあと、今回は特集ページのテーマについて話し合いました。オリンピック、学校、万博、勇気づけられる本など、たくさんの案が出されます。お気に入りの本もあげてもらいました。

ホワイトボードに、委員のマイブーム、難しい漢字が書かれている。 会議の様子。テーマについて意見を出している。 会議で出されたテーマの案がホワイトボードに書かれている。
 
第2回編集委員会
紹介したい本をそれぞれ数冊ずつ持ち寄りました。イラスト担当の委員も含め、全員がお勧めの本を紹介します。どの本を掲載しようか、どうカテゴリーに分けようか、本を動かしながら、メモを置きながら、頭を悩ませます。特集ページのテーマ名は「てくてく特集編集委員の時間割」に決定!掲載本も決まり、あとは各自で紹介文の執筆です。
また、今回は表紙のイラストを決めました。イラスト担当の委員が表紙の案を持参。どのイラストも甲乙つけがたく、挙手で決めても、「せーの!」で、指さしで決めても、つらくなる委員がいるといけないので(笑)、無記名投票で決めました。僅差で「てくてく2020」の表紙が決定。(冊子をみてくださいね!)
残念ながら落選してしまった表紙イラスト案も、ここでご紹介。

会議の様子。掲載する本を考えている。
 
表紙イラストの案1。 表紙イラストの案2。 表紙イラストの案3。
 
第3回編集委員会
全体のレイアウトを考えます。ページの中での本の掲載順や配置、イラストカットをどこに入れるかを話し合いました。「国語」など教科のあとにつける短いフレーズもみんなで考えました。本好きな委員たち、素敵な言い回しが登場します。イラストカットの担当や細かいレイアウトを詰める担当も決まり、だんだん完成形が見えてきました。
また、今回は執筆してきた本の紹介文を持ち寄りました。ここから、ツイッター用の短い文を書く予定だったのですが、時間切れ。宿題となりました。

本を机に並べてレイアウトの相談をしている委員たち。 教科名の後につけるフレーズの案がホワイトボードに書かれている。
 
第4回編集委員会
残念ながら、新型コロナウイルスの影響で会議が開けず、メールや電話でやりとりしながら、最後の調整を行いました。委員たちから素敵なイラストカットや、思いのこもった編集後記が届きます。ツイッター発信用の本の紹介原稿も仕上がりました。「てくてく」の紙の色も多数決をとり、淡いピンクと1票差で黄緑色に決定しました。


今年もこうして、楽しく特集ページをつくることができました。編集委員のおすすめ本がたっぷりつまった「てくてく2020」。是非、手に取ってみてください。