吹田市のいま
・吹田市にはどのくらいの人が住んでいる?
361,877人(平成26年度統計)
・吹田市の広さはどのくらい?
東西6.3km、南北9.6km、面積36.09平方km。(市HP)
・吹田市のシンボルマークって?
吹田市の市章は「吹」と「田」の字を組み合わせてシンボル化したものです。「吹」は平和のシンボルであるハトのかたちで、円の中の交差する4本の線は「田」を表しています。まわりは花びらで、まちが美しく発展することを願ったものです。
・吹田市の木は?
くすのきは生命力が強く長生きで、大きく育ち、形もきれいです。市内には多くの古いくすのきがあります。
・吹田市の花は?
さつきは、はち植えで手軽にきれいな花が楽しめます。市民の公募で決まりました。
・吹田市の歌があるの?
吹田市民の歌は、昭和45年4月11日制定されました。
この歌は、市制施行30周年を記念して広く市民に募集、83点の中からこの作品に決まりました。歌詞には、平和な吹田市の発展、吹田の環境と竹になぞらえて安定した吹田の姿、市章のハトにちなんで未来にむかって強くはばたく吹田市民の願いが込められています。作詞:桑形淑、作曲:石丸寛、補作:竹中郁
【きいてみよう(CD)】 『吹田の音風景』
・吹田の伝統野菜「くわい」って?
「吹田くわい」は、一般的なくわいより小粒で、甘味があるのが特徴。芽が出る、めでたい、といわれて縁起をかつがれ、お正月料理に使われます。江戸時代には京都御所へ献上されていました。普通のくわいと違って、日本の「オモダカ」が成長・進化したもので、吹田原産という意味の"suitensis(スイテンシス)"という名前を入れた学名が付けらました。
【読んでみよう】
『吹田くわい検定・こども《すいたくわい》けんてい』 〔ガールスカウト大阪第21団〕
『吹田くわいの本』 吹田くわい保存会/編(創元社)
『吹田くわいば~な~し』 志村敏子/作,大西美伸/絵,大西祐作/絵(翔文社書店)
吹田を知るキーワード
・ビールと操車場のまち
明治24年(1891年)、有限責任大阪麦酒會社(現アサヒビール株式会社)吹田村醸造所が完成。水陸の交通の便の良さや、ビール作りに適した水、大消費地の大阪に近いことなどから、吹田が選ばれました。吹田操車場は、大正12年(1923年)操業開始。大阪方面に送られてきた貨物列車を行き先ごとに仕分けしました。操車場は拡張を続け、東洋一の規模を誇るまでになり、吹田は「鉄道の町」となりました。国鉄吹田工場は、大正10年(1921年)に吹田に移転、関西圏の電車修繕を担当しました。
【読んでみよう】 『ビールが村にやってきた!』 (吹田市立博物館)
・ニュータウン
千里ニュータウンは、高度経済成長期に日本で最初にできた本格的な計画人工都市で、昭和37年(1962年)にまちびらき式が行われ、全国のニュータウン建設計画のモデルとなりました。
・万博
昭和45年(1970年)、アジアで最初の万国博覧会が開催され、6000万人を超える人がおとずれました。会場跡地は万博記念公園として整備され、日本庭園、国立民族学博物館などがあります。
【読んでみよう】
『EXPO’70パビリオン 大阪万博公式メモリアルガイド』 橋爪紳也/監修(平凡社)
『EXPO’70 驚愕!大阪万国博覧会のすべて』 Minami Nakawada/著(ダイヤモンド社)
【見てみよう(DVD)】 『日本万国博/公式長編記録映画』
・鉄道のまち
現在では、市内に6つの鉄道と15の駅があります。JR西日本、JR貨物、阪急電鉄、大阪高速鉄道(大阪モノレール)、北大阪急行、大阪市交通局 JR、阪急、北大阪急行、大阪モノレール(大阪高速鉄道)、大阪市交通局、JR貨物の6社です。(旅客鉄道の駅は14駅ですが、平成25年3月にJR吹田貨物ターミナル駅が誕生し、併せて15駅になりました)
・ガンバ大阪
お寺・神社
・観音寺:行基が聖観音像を彫刻したところ、異香が四方に薫った。光明皇后が精舎を建立し、この観音像を本尊とした
・佐井寺:天平7年(735年)、行基がこの寺から西の山に瑞光が現れたのを見て、土の中から十一面観音を掘り出し、これを本尊として七堂伽藍を建立、山田寺(さんでんじ)とした。また、佐井清水は、行基の祈りで湧き出した霊水で、眼病をなおしたという
・垂水神社:平安時代には、祈雨・祈晴のための神として信仰された。天皇の即位儀礼のひとつ、八十嶋祭に奉祀する五社のひとつにも数えられた。
・山田伊射奈岐神社:平安時代の記録にも残る神社。秋祭りでは、神聖な童をのせた太鼓神輿が巡行します。
・高浜神社:平安時代中ごろ、牛頭天王の神輿が立ち寄った場所に社を建てた。
・泉殿宮:平安時代中ごろ、牛頭天王の神輿がこの場所で休憩したとき、日照りに苦しむ里人がこの神に祈ると泉が湧き出したという。
たてもの
・旧西尾家住宅(吹田文化創造交流館):西尾家は、江戸時代、仙洞御料方の庄屋を務めた。明治中期から後期にかけて整備された和風建築と、大正時代に武田五一の設計によって建設された洋室棟があります。和洋折衷の建築や茶室・庭などが一体となっています。
まつり・ぎょうじ
・どんじ祭り:10月17日に行われる吉志部神社の秋祭り。行列を組んで、幟とお供え物を運び、神前に供えます。
【読んでみよう】 『吹田のまつり 甦るドンジ』 〔関西大学博物館〕 1101378409
・地車(だんじり):現在、7つの地区が地車を保有。江戸時代の古い地車も残っています。
・権六踊り:山田地区に伝わる盆踊り。
【見てみよう】踊り誕生のものがたりをデジタル絵本で見られます。『権六おどり』
【読んでみよう】
『わかりやすい吹田の歴史 本文編』 〔吹田市立博物館〕 1101665305
『すいた歴史散歩』 (吹田市教育委員会) 1101937731